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ウティマコ、Windows Mobile対応の認証・暗号化ソリューション

ヤーン・ボスフェルト氏
 ウティマコ セーフウェアは、スマートフォンやPDAといったモバイル機器向けの認証・暗号化ソリューション「SafeGuard PDA v4.11」を12日に発売した。

 同社は、認証・暗号化ソリューションを提供する欧州大手のグローバルセキュリティ企業。本拠をドイツに置き、パソコン向けのデータセキュリティ分野では、世界で約15%、欧州で30%のシェアを獲得しているという。日本法人は2005年に設立された。

 モバイル機器向けの最新版となる「SafeGuard PDA v4.11」は、日本語対応のユーザーインターフェイスを搭載し、Windows Mobile OS搭載端末にさまざまな認証・暗号化の機能を提供する。認証方法はパスワード、イメージアイコンを使ったPIN入力、手書き入力、指紋センサーなどが利用可能で、PIMデータや特定のフォルダ、メモリカードなど利用スタイルに合わせて暗号化を行なう場所も設定できる。また、企業のセキュリティポリシーを強制適用させることも可能で、パソコン向け製品との連携も可能となっている。

 日本法人の代表取締役を務めるヤーン・ボスフェルト氏は、日本のデータプロテクションに対する意識が欧州に比べると遅れていると話し、セキュリティに対する不安が、スマートフォンの法人利用の妨げになっている点を説明した。ただし、個人情報保護法の施行以降はそれも変わりつつあるという。同社では、まず、法人市場をターゲットに展開する方針で、端末へのプリセットを図りたい考え。携帯電話事業者は自社の法人顧客に対し、セキュリティ環境を用意した上で展開できるというわけだ。

 現在、NTTドコモとウィルコムで製品の評価が終了し、ソフトバンクは評価の段階とのこと。同社では、今後拡大が予想される国内のスマートフォン市場で、5~10%の導入を目指すという。


手書き認証(左)とPIN入力 暗号化の設定画面


URL
  ウティマコ セーフウェア
  http://www.utimaco.jp/


(津田 啓夢)
2006/12/13 19:31

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