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NTTドコモは、IP網に接続できるFOMA用屋内基地局装置を開発し、12月から運用を開始する。
今回開発された新型基地局は、オフィスビル内など屋内で利用されるもの。大きさは240×320×45mm、重さは約3kg。従来タイプよりも大幅に小型化し、重量は1/5に軽量化されている。製造費用も、従来型と比べると約1/4に抑えられている。ただし、工事費は設置場所によって変わるため、設置工事そのものにかかる費用は場合によって異なる。
同社のネットワークでは、基地局制御装置や交換機間など一部でIP化が実現されているが、基地局装置としてIP化をサポートするのは今回が初めて。屋内に設置する際は、同社がLANケーブルを敷設して、今回の装置を接続していく形になるという。
来年2月からスタートする法人向けサービス「OFFICEED」は、登録したFOMA端末同士での通話がIMCSエリア内であれば無料になるというものだが、同サービスには今回開発された新型基地局が用いられるという。
■ URL
ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/20061128b.html
(関口 聖)
2006/11/28 17:28
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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