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同製品は、93.5×66×37.5mmのサイズで重さ200gという小型フォルムに高画質・高機能を搭載したデジタルカメラ。現在発売されている300万画素クラスのデジタルカメラでは、世界最小・最軽量を実現している。光学２倍ズームレンズ搭載で、デジタル２倍ズーム併用により最大４倍ズームまでが可能となっている。動画撮影機能（AVI形式）も搭載し、320×240画素の映像を１秒に15コマ、最長15秒間の動画が記録できる。電源は充電式のリチウムイオンバッテリーを採用し、１回の充電で約200枚の撮影、あるいは90分の連続再生が可能。記録媒体にはコンパクトフラッシュを採用し、IBMのマイクロドライブ（340MB/1GB）も使用できる。 PCとのインターフェイスには、USBタイプのコンパクトフラッシュカードリーダー（９月15日発売/価格未定）とPCカードタイプのコンパクトフラッシュアダプターキット（発売中/価格１万円）があり、いずれもオプション。 同社は「KYOCERA Finecam 3300」について、突出した機能で他のデジカメとの差別化を図る傾向ではなく、あくまでも標準的ではあるが、コンパクトでありながら高画質・高機能を低価格で提供することで同製品を売り込みたいとしており、今後は主流となる200～300万画素タイプのラインナップで市場づくりを強化していきたいとしている。 また、同社の西口代表取締役社長は、「これまで５％の“マニュアル一眼レフ”市場でプロユーザーから支持を得てきたが、市場の95％を占める“AF一眼レフ”へも展開を図り、さらに写真と携帯電話・PHSの結びつきが強まる昨今、マーケットリーダーとしてこの分野へも事業展開を行なっていく」と話す。
■ お問い合わせ先 京セラ（株） 光学機器事業本部 販売企画課 Tel:03-3708-3790 ■ ＵＲＬ 京セラ ホームページ http://www.kyocera.co.jp/ （松下 麻利） 2000/07/18 14:45 | ||||||
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