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KDDIおよび沖縄セルラーは、電話番号を変えずに携帯電話会社を乗り換えられる、いわゆる携帯電話の番号ポータビリティー制(MNP)を利用して、auへ乗り換えたユーザーが29日付けで10万人を突破したと発表した。
同社が発表した速報ベースの数値では、auに乗り換えた転入ユーザーの数は29日時点で10万1,200件、逆にauから他社へ乗換えた転出ユーザーは20,600件となっている。なお、同社ではこの数値について、「ソフトバンクモバイルのシステム処理遅延障害でMNP業務を一部停止した上での状況」とも説明している。
MNPがスタートして最初の土日となった28日と29日は、ソフトバンクのシステム障害によって、ソフトバンクからauやドコモへの転入が行なえなくなった。これを受けてauとドコモでは、ソフトバンクへの転出を停止。両社はソフトバンクへ抗議するとともに、改善を求めている。また、総務省でも29日より原因究明を求めている。
なお、NTTドコモでは、現時点で数値を公表していない。同社広報部によれば、「全体的にはドコモに乗り換える転入よりも転出が多い状況。ただし、ソフトバンクとドコモに限っていえば、ドコモからソフトバンクへの転出よりも、ソフトバンクからMNPを利用してドコモへ転入してくるユーザーの方が多い状況だ」としている。
■ URL
ニュースリリース
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2006/1030a/
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・ ソフトバンクとのMNP業務再開、ドコモ・auは改善を要求
(津田 啓夢)
2006/10/30 16:38
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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