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EZ GREEのトップ画面
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KDDIとグリーは、auのEZweb向けソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「EZ GREE」を11月16日より提供する。利用料は無料。EZwebmultiコース、EZ WINコースを契約している機種であれば利用可能で、招待なしでも参加できる。公式メニューの「EZサービスを探す」からアクセスできる。
「EZ GREE」は、EZwebユーザー向けに提供されるSNS。参加ユーザー同士でリンクして、“友人の友人”と知り合いになれるなど、コミュニケーションサービスとして展開される。日記やコミュニティ、プロフィール作成・公開、会員間でやり取りできるWebメールサービス、友人検索など、グリーが提供してきた従来サービス「GREE」の基本機能に加えて、プロフィールや日記などで利用できるデコレーション機能、日記で利用できる占い・心理テスト、Wikipedia、パズルなどのゲームコンテンツ、Q&Aコミュニティなど独自の機能が用意される。
今後のスケジュールとしては、年内に「EZニュースフラッシュ」「au My Page」とのシームレスな連携もできる予定で、EZ GREE内で友人の日記などが更新されると、EZニュースフラッシュを通じて待受画面に通知される。動画投稿機能が用意され、CDMA 1X WIN端末でも利用可能だが、特に12月開始予定のCDMA2000 1xEV-DO Rev.A対応機種での利用を想定した機能になるという。
既存のGREEユーザーは、既に手元にあるユーザーIDとパスワードで、EZ GREEへログインできるほか、サブスクライバーIDを利用して、IDとパスワードなしのログイン「かんたんログイン」も提供される。また、EZ GREEを退会しても再登録は可能という。
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GREEのID・パスワードでもログインできる
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無料コンテンツも利用可能
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プロフィール
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今回披露された画面は、縦スクロールで1画面内に全て表示されていたが、各機能はログインできないため利用できなかった
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年内にもEZニュースフラッシュ、au My Pageとの連携が可能になる見込み
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連携イメージ
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動画機能はRev.A向けになるという
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今後のロードマップ
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■ 高橋氏「携帯という魔法をかける」「参加するケータイに」
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笑顔のKDDI高橋氏(左)とグリー田中氏(右)
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参加するケータイというテーマ
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30日、両社では都内で記者会見を開催。KDDI コンテンツ・メディア事業本部長で執行役員の高橋誠氏と、グリー代表取締役社長の田中良和氏がプレゼンテーションを行なった。
高橋氏は、「オークションやブログなど、パソコン向けのWebサービスを携帯電話から利用できるようにすると、さらに成功することが多い。ヤフーさんのサービスでは携帯からの利用が月間8億PVという話だが、auオークションは月間12億PVに達している。今回は、次のステップとしてSNSをやることにした。パソコンで成功したモデルに、携帯という魔法をかけると、素晴らしいサービスになる」と自信を見せた。
また同氏は、EZ GREEで提供される具体的なサービスを紹介しながら、「EZニュースフラッシュは対応機種のうち8割以上のユーザーが利用している。今回のSNSによって、全てのauのサービスが繋がっていくイメージ。検索の次はSNS。そして“+(プラス)SNS”で、うたともや検索など、当社のあらゆるサービスにユーザーが参加できるようにしていく。EZwebの全てに参加する楽しさを利用して欲しい。今回のサービスは“参加するケータイ”と伝えたい」と述べた。
携帯電話を使ったコミュニティとしては、いわゆる出会い系サイトが問題視されることもあるが、同氏は「携帯電話では個人を特定することができる。パトロールしながら、健全なサービスを展開していきたい。またEZ安心アクセスサービスなども活用していきたい。また、他のSNSについては、EZwebでのガイドラインを今後定め、EZweb向けサービスを展開してもらえるようにしていく」とした。
会見後、高橋氏にあらためて今回のサービスについてコメントを求めたところ、「au My Page、そして今回のEZ GREEは、これまで提供してきた各種コンテンツサービスを横で繋げる“横串プロジェクト”と言える。もちろんこれで全てカバーできたというわけではない。今後は通信以外の部分での展開を検討することを考えているが、他社とは違う路線になるだろう」とした。また、EZ GREEの運営コストについて同氏は「KDDIとして一から構築していれば大変なことになっていただろう。しかし、そのあたりはグリーのノウハウがある」と説明した。
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EZ GREEを紹介する高橋氏
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パソコン向けサービスの成功事例は携帯電話との組み合わせで、さらに成功するという
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DUOBLOGの利用傾向
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Google検索はテレビ番組の最後に案内されるキーワードで検索されることが多いという
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■ 田中氏「参加するケータイで飽きないケータイに」
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田中氏
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田中氏は、「個人の趣味として2004年2月にスタートしたGREEだが、今回、オークションやGoogle検索の導入など、挑戦的な姿勢を持つKDDIとともに展開することになった。サービス提携の背景としては、1つはWeb2.0の流れが携帯電話にもあるということが挙げられる。もう1つは、携帯電話からのネット利用のスタイルが変化したこと。かつては有料サイトで限られた情報を見るしかなかったが、パケット通信料の定額サービスにより、情報が無料で得られるようになった。次は、“見る”から“参加する”ことではないか。SNSによって、日々更新される友人の日記など“飽きないケータイ”にできる。そしてもっと楽しいケータイを実現したい」と述べた。
さらに同氏は「参加するという概念をSNSだけではなく、EZweb全体に拡げ、発展させていく。EZ GREEでは、ゲーム、占い、デコレーション、動画、Wikipedia、Q&Aと6つの機能が利用できる。今後は、GPS、音楽、ニュースといったEZwebサービスにSNSの概念を付け加える。携帯電話は、パソコンのサブセットではなく、これだけで完結するよう作り込んでいる」とした。
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EZ GREEで「飽きないケータイ」「楽しいケータイ」に
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今後は、あらゆるEZwebサービスにSNS的な機能
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他社ユーザーとは、既存のGREEを通じてやり取りできる
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今後はGPSやニュースなどにもSNS的機能が用意されるという
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■ URL
ニュースリリース
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2006/1030/
GREE
http://gree.jp/
(関口 聖)
2006/10/30 14:05
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