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ネプロジャパン、子供の携帯利用に関する調査レポート

 ネプロジャパンは、子供が携帯電話を利用することなどに関するアンケート調査の結果を発表した。調査期間は10月5日、6日の2日間。有効回答数は3,716人で、男女比は男性41%、女性59%。年齢別に見ると、10代が3%、20代が36%、30代が44%、40代以上が18%となっている。

 同調査によれば、子供が携帯を持つことについて「賛成」が24%、「どちらかと言えば賛成」が30%と、賛意を示す意見が半数を超えた。また「反対」は5%、「どちらかと言えば反対」は30%、「わからない」は11%という結果になった。

 携帯を所有するのにふさわしい年齢を尋ねた設問では、「高校1年生」が22%と最も多く、「小学生以下」が4%と最も少なかった。また「子供には必要ない」という回答は8%となった。

 子供の携帯利用によるメリットについては、「居場所確認」が76%、「安全確保」75%、「家族同士の連絡」が73%と多数を占めたほか、「防犯グッズ代わり」が52%となった。

 一方、心配する点としては、「有害サイトへのアクセス」「多額の電話代」がともに83%となった。このほか「ゲームのやりすぎ」が57%、「犯罪に巻き込まれる」が54%、「利用時のマナー」が51%、「ネットショッピングの利用」が48%となった。

 同調査では、不安な点とされた内容について、フィルタリングサービスや使いすぎ防止機能などを指摘しながら、「今後、子供向け携帯電話の機能が認知されれば、低年齢化すると予測される」としている。



URL
  プレスリリース
  http://www.nepro.jp/jp/mobile/2006/39/2006_39.pdf


(関口 聖)
2006/10/27 17:27

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