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アップデイト MMD(モバイルマーケティングデータ)研究所は、stratation運営のWebサイト作成サービスで行なった、携帯電話の番号ポータビリティ制度(MNP)に関する意識調査結果を発表した。
調査期間は10月6日~11日で、有効回答数は6,325人。内訳は、男性2,246人で女性4,079人。キャリア別に見ると、ドコモユーザーが1,909人、auユーザーが3,855人、ソフトバンクユーザーが561人。また職業別に見ると、小学生2%、中学生18%、高校生37%、大学生6%、専門学生4%、社会人21%、主婦5%、自営業2%、無職5%となっており、小学生~高校生までで57%を占めている。
同調査によれば、MNPの認知率は79%に達したが、「利用する」という回答は3.4%となった。同社では過去にも同様の調査を実施しており、「サービス開始が近づくにつれて利用意向が下がっている」という。
「利用する」という回答者をキャリア別で見ると、ドコモユーザーは3.2%、auユーザーは2.8%、ソフトバンクユーザーは8.4%となった。またどのキャリアへ乗り換えるのか尋ねた設問では、ドコモユーザーの場合、77%がauで23%がソフトバンクと回答した。auユーザーの場合は75.7%がドコモに、24.3%がソフトバンクと回答し、ソフトバンクユーザーの場合は76.6%がauに、23.4%がドコモとしている。
また契約年数とMNP利用意向の関連について同調査では、「ドコモとauユーザーでは契約年数と移行率は関連がないが、ソフトバンクユーザーは契約年数が長いユーザーのMNP利用意向が高い」としている。これらの利用意向を踏まえた結果、同社では「現在のシェアは、ドコモ54%・au27%・ソフトバンク19%だが、MNP対策開始後はドコモ56%・au35%・ソフトバンク9%になる」としている。
このほか同調査では、10代ユーザーにおけるMNP認知度や各キャリアの広告効果、MNPを利用しない理由などが明らかにされている。
■ URL
アップデイト
https://www.up-date.ne.jp/
(関口 聖)
2006/10/20 21:46
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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