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ウィルコム、W-OAM対応のシンプルなストレート端末「9」
9
ウィルコムおよびウィルコム沖縄は、PHSの高度化通信規格「W-OAM」に対応したケーイーエス製の音声端末「9(nine)」(WS009KE)を12月中旬に発売する。
「9」は、成熟した(mature)大人のユーザーをターゲットとしたストレート型音声PHS端末。ウィルコムが推進するPHS通信規格「W-OAM(WILLCOM Optimized Adaptive Modulation)」に対応する。この規格は、電波状態に応じてより高速な変調方式を自動的に選択するというもので、これまでデータ通信カードタイプが提供されてきた。
今回の端末は、アルテル製のW-OAM対応W-SIM(RX420A)とのセット販売となり、購入時から対応エリア内で最大204kbpsでブラウジングやメールが使える。W-SIMとW-OAMとの互換性もあり、「9」に従来のW-SIMも装着可能。逆に、W-OAM対応W-SIMを従来の端末にも装着できるため、例えばW-ZERO3に装着すると、ドライバーソフトなしで最大204kbpsの通信が行なえる。
ディスプレイは2.0インチ、240×320ドット、26万2,144色表示のTFT液晶。カメラやメモリカードスロットは搭載されない。
ACCESS製のフルブラウザ「NetFront」を搭載し、Eメールやライトメールが利用可能。「ウィルコム定額プラン」が適用され、「データ定額」「070以外もお得な通話パック」といったオプションサービスもサポートされる。モデム通信機能や国際ローミングには非対応。
連続待受時間は約500時間で、連続通話時間は約5.5時間。大きさは40×124×11.5mm(突起部除く)で、重さが約67g(W-SIM除く)。ボディカラーはホワイトとブラックの2色。
価格は、新規契約・年間割引で15,000円程度。W-SIMなしの単体発売も予定されており、こちらは20,000円前後になるという。担当者は「最小の装飾で最大の効果を得ると言う“ミニマリズム”をコンセプトにした。機種名称は、コンセプトなど余分な意味は持たせずに、あくまでも記号としての役割を担うため、型番を元に“9”とした。マルチメディア機能は廃し、通話・通信に特化して、機能をそぎ落とした機種になる。nico.より大きく見えるかもしれないが、実際は一回り小さく、このサイズ感も味わって欲しい」と語っていた。
なお、ウィルコムでは、W-OAM対応W-SIMを12月中旬にも単体発売する予定。
画像は左から、端末のロゴ、待受画面、メニュー画面
左側面
右側面
裏側
底部
先端部
W-SIMスロットは先端部
こちらはブラック
左側面
ブラックの右側面
ブラックの裏側
キー配列
待受画面
メインメニュー。アイコンデザインは変更できない
NetFront搭載だ
「Web」メニュー
Webオプションメニュー
パーソナルメニュー
基本設定メニュー
表示設定
配色設定。独特のネーミング
通信中着信に対応
アクセサリメニュー
Wnnを搭載。担当者はAdvanced Wnnかどうかは不明と説明していた
メールメニュー
本文入力時
振り分け設定
データフォルダ
内蔵メモリは、データフォルダ1.5MB、メール2MB
セキュリティメニュー
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URL
ニュースリリース
http://www.willcom-inc.com/ja/corporate/press/2006/10/18/index_02.html
ニュースリリース(アルテル)
http://www.altel.jp/press/
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(関口 聖, 津田 啓夢)
2006/10/18 12:13
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