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フュージョンワンは、PCやPDA上のデータをネット経由でシンクロできる「インターネット"Sync"サービス」を９月１日より提供すると発表した。 同サービスは、PC上のOutlookやOutlook Expressなどのアドレス帳、カレンダー、メールをはじめとする各種データやファイルを異なる端末上でシンクロさせることができるというもの。サービス開始時点では、Windowsのみがサポートされ、シンクロを行なうためのエージェントソフトを各マシンにインストールすることで利用できる。データのやりとりは更新された部分（差分）だけとなるので、例えば、数MBのファイルでも、更新された部分が数KBなら、転送量は数KBで済む。 また、同社ではサービス開始と同時に「eDock」と呼ばれるユーザー向けサイトをオープン。アドレス帳やカレンダー等のデータをこのサイト上で確認することができるようにする。 利用料金については、年内は無料だが、年明けから15MBまでが月額280円（年額2800円）～となる。 ９月中旬にはiモード端末からeDockへのアクセスが可能となるほか、10月にはEZwebにも対応、さらに、Palmや各種デバイスにも対応する予定。Java対応の携帯電話向けエージェントソフトの開発も検討しているという。 このほか同社では、航空チケットをWebサイトで予約した際、ワンクリックで自分のカレンダーにフライトの予定を追加するというようなサービスも提供する。同サービスは「1-Click Sync」と呼ばれ、ネット上でポータルビジネスを展開する企業、あるいは旅行会社など、年内に数十社とパートナーシップを結ぶ予定。 ■ お問い合わせ先 フュージョンワン Tel: 03-3348-1515 ■ ＵＲＬ フュージョンワン http://www.fusionone.co.jp/ （湯野 康隆） 2000/08/23 16:33 | ||||||
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