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今回開発されたのは、立体感のある映像を表示できるレンチキュラーレンズを搭載した液晶ディスプレイと、ユーザーの方向を推定するカメラを組み合わせた小型の立体表示システム。搭載されたカメラなどでユーザーの視線の方向を推定し、その視線にあわせた映像をリアルタイムに作成して表示することで、例えば右から見れば立体物の右側が、下から見れば立体物の下側が見えるようになる。なお、複数人が同時にディスプレイを見た場合は、正しい角度で立体映像が見られるのは1人だけとなる。立体映像は水平方向60度、垂直方向が30度の角度まで対応する。 ドコモでは、立体映像を利用したゲームやショッピングサイトなどでの利用が想定されるシステムとしており、今後も実用化に向けて研究開発を進めていく。なお、同システムは10月3日から千葉県の幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2006」のドコモブースで展示される予定。
■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/20060929.html （太田 亮三） 2006/09/29 16:08 | ||||||
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