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サーチナ総合研究所は、中国の携帯電話ユーザーに対する意識調査を行ない、結果を明らかにした。調査は5月19日~24日にかけてインターネットを利用して行なわれた。有効回答数は北京市、上海市、広東省のモニターを中心に1,800人。
調査結果によれば、携帯電話の保有台数は1台が45.9%、2台が43.1%となり、合計で9割近い結果になった。利用している通信事業者は「中国移動」(チャイナモバイル)が71.3%と圧倒的なシェアを占めた。
利用しているメーカーは、ノキアが30.7%で1位となり、10ポイント近く離れて2位はモトローラ、3位はサムスンとなった。中国メーカーは7位以下に低迷し、外国メーカーが人気を博している。携帯電話の購入予算は「1,501~2,000元」と回答するユーザーが28.8%で最も多く、「1,001~1,500元」が15.3%で続き、低価格の端末を購入したいとする傾向がうかがえるとしている。
一方で、カメラ付き携帯電話は6割が「欲しい」と回答したほか、24.9%が既に持っていると回答。今後は60%が「テレビ電話」に、53.4%が「ストリーミングビデオ」に期待したいと回答している。
3G携帯電話については、3G携帯電話を「よく知っている」と回答したのは15.7%で、「興味があるがよく知らない」が78.3%に達するなど、認知度の低さが表われたとしている。また利用意向についても慎重な意見が目立ったほか、通信方式では中国独自の「TD-SCDMA」よりも、チャイナモバイルが進める「W-CDMA」に期待する声が過半数を占めた。
■ URL
ニュースリリース
http://searchina.ne.jp/pr/disp_press.cgi?y=2006&d=0908&f=net_0908_001.shtml
(太田 亮三)
2006/09/08 16:15
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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