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ウィルコムのデータ通信端末が認証キーになる無料ソフト

カード端末がセキュリティキーになる「RAKUSE for SII」

AX420S
 セイコーインスツル(SII)は、ウィルコム向けに提供中のPHSデータ通信カードをパソコンのセキュリティキーにできる無料ソフト「RAKUSE for SII」の法人展開を開始した。

 同社は今年5月、SII製PHSデータ通信カードをパソコンの鍵として利用できるソフト「RAKUSE for SII」の無償配布を開始した。このソフトは、十条電子のセキュリティソフト「RAKUSE」をベースとしたもので、ソフトをインストールしたパソコンは、端末からデータ通信カードを取り外すと自動的にスクリーンセーバーが起動し、再び通信カードを装着しない限り操作できなくなる。

 対応端末はAX420Sで、ファームウェアを更新すればAH-S405CやCH-S203C/TDでも利用できる。

 ソフトウェアだけで動作するセキュリティ機能とは異なり、対応端末には専用の保存領域が用意されている。携帯電話の番号ではなく、ソフトのインストール時にカード端末にセキュリティ情報(固有の暗号キー)を書き込む仕組みだ。認証時にはカードの装着とともに、PIN入力などでも認証できる。

 SIIでは、「RAKUSE for SII」の特徴として、USB認証やソフト認証型のセキュリティと同等の機能をデータ通信端末で提供し、無償配布している点をアピールしている。同社のデータ通信カードの顧客は約半数が法人ユーザーとなり、法人営業を開始することで利用者の拡大を図りたい考えだ。

 さらに同社では、2006年の秋・冬にも法人向けに特化したセキュリティソフトを提供する予定。こちらもPHSデータ通信カードをセキュリティキーに利用するものだが、ファイルの暗号化といった、本格的なセキュリティ機能が提供される見込み。こちらは有償で提供される予定だ。


カードを取り外すと、自動的にスクリーンセーバーが起動して操作ができなくなる PIN入力で二重にセキュリティをかけられる


URL
  ダウンロードサイト
  http://www.sii.co.jp/mc/security/

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(津田 啓夢)
2006/08/07 19:15

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