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ドコモ、法人向けスマートフォン「hTc Z」開発

hTc Z
 NTTドコモは、Windows Mobile搭載のHigh Tech Computer(HTC)製法人向けスマートフォン「hTc Z」(エイチティーシーゼット)を開発した。7月下旬よりシステム販売する。

 同端末は、W-CDMAおよびGSM/GPRS方式に対応したHTC製のスマートフォン。従来のドコモ端末とは異なり、メーカーブランドの製品となる。法人向けにシステムとともに提供される。

 一般的なPDA端末のようなボディデザインで、スライドさせることでQWERTY配列のキーボードが現われる。ディスプレイは、約2.8インチ、240×320ドット、65,536色表示のタッチパネル式のTFT透反射型液晶を搭載。背面にはマクロ切り替えスイッチ付きの200万画素CMOSカメラ、ディスプレイ側には10万画素CMOSカメラを装備する。

 Bluetoothに対応し、HSP/HFP/OPP/DUNの各プロファイルをサポートする。また、IEEE802.11b/gの無線LANも利用可能。内蔵されるフラッシュメモリは128MBで、ワークエリアはSDRAM64MBとなる。microSDカードスロットや赤外線通信ポート、miniBタイプのUSB2.0ポートなども用意されている。

 OSは、Windows Mobile 5.0 software for pocket PC Phone Edition日本語版。Internet Explorer MobileやOffice Mobile、Pocket Outlook、Windows Media Player 10 Mobile、PDF Viewerなどがプリセットされる。ActiveSync経由でパソコンとPIMデータなどが同期できる。マイクロソフトの開発キットを利用することでアドインアプリも作成可能。

 POP3およびIMPA4メールに対応し、複数のメールも登録可能。ただし、iモードサービスは利用できない。企業向けリモートアクセスサービス「ビジネスmopera」に対応し、社内LANとFOMA網を繋いでセキュアにアクセスできる。

 Windows ServerやMicrosoft Exchange Server 2003 SP2と連携し、メールやスケジュールなどの新着情報をサーバーから端末へ通知し、メンバー間で情報共有がとれるプッシュ配信機能や、端末のセキュリティポリシーをサーバーサイドでコントロールするセキュリティ機能なども利用できる。

 W-CDMA網での連続待受時間は約180~250時間で、連続通話時間は約120~240分。大きさは112.5×58×22mmで、重さが約176g。

 なお、同端末は、7月19日から東京ビッグサイトで開催される「ワイヤレスジャパン2006」に展示される予定。




URL
  ニュースリリース
  http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/20060712c.html


(津田 啓夢)
2006/07/12 16:37

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