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NTTドコモ、パナソニック モバイルコミュニケーションズ、NEC、米モトローラ、英ボーダフォン、韓国サムスン電子の6社は、Linuxをベースにした携帯電話向けソフトウェアプラットフォーム構築で協力していくと発表した。
今回、各社が合意したのは、Linuxベースの携帯向けプラットフォームの構築を推進していくという内容。ドコモでは「かつては各社で独自OSを利用してきたが、携帯電話が高機能になり、高度なOSが求められている。その中でも、Linuxは開発環境が充実しており、サードパーティのサポートがあるほか、マルチタスクなども利用できる」と、Linuxをベースにした理由を説明している。国内ではパナソニックやNECが採用しているが、今回の合意で推進されるプラットフォームにパナソニック・NECのソフトウェアが用いられるかどうかは未定。
NTTドコモ向けの端末ではSymbian OSをベースにした機種も存在するが、「今のところ、Symbian OSでこうした動きはない。今回ドコモが参加企業の1つに入ってはいるが、最終的には各メーカーがどのプラットフォームを採用するかを判断することになる」と説明している。
6社では今後、より一層の利用拡大を図るべく、独立した団体を設立する考え。その中で、プラットフォームの分化を抑える仕組みの構築などに取り組んでいく。また、標準APIの仕様なども策定していく。
■ URL
ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/20060615b.html
(関口 聖)
2006/06/15 18:45
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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