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今回発売される「i:VIRT」は、Bluetoothのハンズフリー・プロファイル（HFP）で携帯電話やPHSと接続でき、着信を知らせたり保留操作などができる腕時計。腕時計での通話は行なえない。 主な機能として、通話の着信は振動と光で知らせるほか、あらかじめ腕時計側にアドレス帳を転送しておくことで着信時の名前表示にも対応。最大1,000件のアドレス帳の閲覧、10件までの着信履歴も確認できる。通話着信時には腕時計側で保留、切断操作が可能。アドレス帳はBluetooth経由で転送する。 着信時の着信者名表示は、非表示にも設定可能。パスワードを設定すれば、着信履歴、アドレス帳の閲覧をロックできる。 携帯電話の置き忘れなどに役立つ機能も搭載。携帯電話と「i:VIRT」の距離が離れ、Bluetooth接続が解除されると振動と光でリンクが切れたことを知らせる。 腕時計自体は充電電池で動作し、置くだけで充電可能な非接触タイプの充電台が付属する。Bluetoothおよび振動機能を利用しない場合の電池持続時間は約1カ月。Bluetooth接続をしたまま、1日に10回の通話着信と10回の通話発信で、それぞれ30秒の通話、10回の時刻確認という場合、電池持続時間は約5日間。Bluetooth接続が使用できない状態まで電池が消耗しても、約1日は時計が動作する。 精度は平均月差±30秒。ディスプレイには有機ELが採用されている。大きさは40.0×42.4×14.6mm（幅×縦×厚、バンド部分除く）、重さは約55g。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.citizen.co.jp/release/06/060608iv.html ■ 関連記事 ・ SII、携帯とBluetoothでつながる腕時計の実験機 （太田 亮三） 2006/06/08 16:43 | ||||||
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