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IDC Japanは、2006年第1四半期の国内携帯電話出荷台数の調査を行ない、結果を明らかにした。 調査によれば、第1四半期の国内携帯電話出荷台数は前年同期比17.5％増の1,397万台。主な要因として、2005年第4四半期からの買い替え需要が堅調に推移していることを挙げている。NTTドコモではFOMAが順調に推移したことに加え、PDC端末の投入で市場全体を押し上げたとしているほか、KDDIは最新のWIN端末シリーズが先進的なユーザーに高い評価を受けて、出荷数を大きく伸ばしたとした。 メーカー別シェアは、1位がパナソニック・モバイルの16.0％、2位がNECの15.4％、3位がシャープの15.2％となり、2005年第4四半期と同様、上位3社が僅差で並ぶ混戦模様となっている。 同社では、三菱はドコモの902iシリーズで、カシオ日立はKDDIのWINシリーズで大きく出荷を伸ばしたほか、シニア向け端末に強みを持つ富士通、子供向け端末を投入した三洋も今後の動向が注目されるとしている。 2006年の見通しについては、引き続き買い替え需要が好調に推移すると予測。携帯電話番号ポータビリティが導入される予定の2006年後半には10％前後のプラス成長が見込めると予測しているほか、上位メーカーシェアの混戦状況は今後も続く可能性が高いとしている。
■ ＵＲＬ IDC Japan http://www.idcjapan.co.jp/ ■ 関連記事 ・ IDC調査、2005年の国内携帯出荷台数は2年ぶりの成長 （太田 亮三） 2006/06/06 17:27 | ||||||
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