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ASP提供が可能になった「Intellisync Mobile Suite 7」
IMS7の管理画面。子グループを登録・管理できる機能を備える
インテリシンクは、ASP型での提供が可能となり、従来版よりも機能強化が図られた法人向けデータ同期ソリューションの最新版「Intellisync Mobile Suite 7.0J」(IMS7)を発表した。7月3日より発売される。あわせてNECやTISからIMS7を活用する法人向けサービスも発表されている。
「IMS7」は、業務用アプリケーションとモバイル機器の間でデータの同期(シンク)や連携を行なえるソフトウェア。新たにWebブラウザからアクセスできる管理機能が追加されており、企業内サーバーでの運営に加えて、データセンターでも運用できる。このためASP型でのサービス提供も可能となっており、IMJ7の登場にあわせて、NECがStar Office21との連携機能を、TISが法人向けモバイルソリューションをそれぞれ発表している。
このほか主な新機能としては、Domino R7への対応や、ネットからのクライアントソフトダウンロードおよびインストールなどとなっている。なお価格は従来と変わりないとのことだが、サービスの提供体系として、インテリシンクが直接販売するのではなく、今回TISやNECが発表した法人向けサービスのような形での提供が主流になる。
E61での画面
E60での画面
営業・マーケティング担当副社長の井手龍彦氏
IMS7の特徴
1日、同社では都内で説明会を開催。新バージョンの説明を行なった営業・マーケティング担当副社長の井手龍彦氏は、「Symbian OS、あるいはWindows Mobileを搭載する携帯機器は、2007年末までに150万台を超える規模になると見ている。当社ではiアプリ版クライアントも提供しており、それも含めると市場規模は数千万台になる。近年はW-ZERO3の登場で市場が拡大している」と語った。
今後のロードマップについて同氏は「(既に発表済の)ボーダフォンのビジネス端末をサポートするほか、Vアプリ版クライアントを6月末にも出荷する予定。Windows Mobileへの対応などクライアント機器の幅を広げていく」と説明していた。
説明会には同社代表取締役社長の新井真成氏や、ノキア エンタープライズ部門グローバルソフトウェアセールス担当副社長でのクライド・フォスター氏も出席。荒井氏は挨拶するに留まっていたが、インテリシンクがノキアに買収される以前に米本社のCOOを務めていたフォスター氏から、今後の展開についても説明が行なわれた。
フォスター氏は「元々はPDAとのシンクロから始まった市場だが、今は携帯電話などが主役となり、無線経由での同期も可能となった。次のステップは、さまざまな文書ファイルをプッシュ配信したり、個人的な情報も扱えるようにしていきたい。世界でやり取りされているメール12億通のうち、ビジネスメールはその半数程度。またモバイルは800万通に過ぎない。企業でのモバイル利用は今後急激に成長するだろう」と述べ、市場の成長性を指摘。
さらに同氏は「ノキアはは企業向けサービスを提供するため、インテリシンクを買収した。アナリストによる2005年および2006年の市場シェア分析レポートを見ると、RIM(BlackBerry)のシェアは64%から51%に落ち込み、代わりに当社が10%から17%に成長する」とも述べて、インテリシンクの事業が順調に推移していることをアピールした。
代表取締役社長の荒井氏
フォスター氏も来日
今後のロードマップ
フォスター氏が示したシェア推測
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URL
インテリシンク
http://www.intellisync.co.jp/
(関口 聖)
2006/06/01 16:29
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