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日本ヒューレット・パッカード(日本HP)とフェリカネットワークスは、次世代モバイルFeliCaチップに対応するサーバーのライセンス契約を締結した。日本HPでは、8月にもライセンス契約に基づく新型サーバーの販売を開始する。
今回、両社のライセンス契約では、おサイフケータイや鉄道乗車券などで活用されている非接触IC技術「FeliCa」の次期バージョンをサポートするサーバーに関するもの。新型サーバーによって、次世代モバイルFeliCaチップと携帯電話などを使った各種サービスを実現できる。日本HPでは、ライセンスに基づくサーバー「HP IC-CHIP Access Server for FeliCa」を販売していく。同サーバーでは、暗号化されたデータを解く「鍵」をセキュアに補完できるHSM(Hardware Security Module)が採用されている。
なお、次世代モバイルFeliCaチップの製造や販売については、フェリカネットワークスがソニーや東芝、ルネサス テクノロジの3社とライセンス契約を締結したと5月26日に発表されている。ただし、フェリカネットワークスでは、次世代モバイルFeliCaチップの概要やスケジュールを明らかにしていない。
■ URL
日本HP ニュースリリース
http://h50146.www5.hp.com/info/newsroom/pr/fy2006/fy06-108.html
フェリカネットワークス プレスリリース(PDF形式)
http://www.felicanetworks.co.jp/contents/pdf/press060531.pdf
(関口 聖)
2006/05/31 17:16
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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