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YKK AP、おサイフケータイを使った玄関ドア「ケータイキー」

 YKK APは、おサイフケータイを使った電気錠「ケータイキー」システムを発売した。

 ケータイキーは、おサイフケータイを鍵の代わりに利用する玄関ドアの電気錠システム。ドアに設置されたリーダー部におサイフケータイをかざすことで、施錠・解錠が行なえる。

 利用するためには、指定のサイトでキーIDをダウンロードする。標準で非接触ICカードも1枚用意されており、おサイフケータイとカードで最大20個のIDが登録できる。登録は、リーダー部にキーIDを読み込ませる。

 また、停電対策として「停電時解錠機能」が用意される。この機能は、リーダー部に蓄電しておくことで、停電時でもおサイフケータイで解錠が行なえるというもの。3時間以内であれば2回程度の解錠が可能とのこと。さらに、ドアの室内側に2カ所の電動サムターンを搭載し、ピッキング犯罪を防止するとという。

 対応端末は、NTTドコモの506iC/90Xiシリーズ、ボーダフォンのおサイフケータイ(予定)で、auへの対応は未定。対応するドアはYKK AP製に限られ、戸建ての新築物件向けに販売される。

 価格は、設置するドアによって異なり、基本システムは15万7,500円~。「ヴェナート」「プロント」「コンコード」といったドアに設置できる。キーIDは2,100円で、追加ICカードは6,825円となる。なお、ドア本体や組立代、搬入・施工費などは別途かかる。


「ケータイキー」を搭載した玄関ドア
リーダー部


URL
  システム概要(PDF形式)
  http://www.ykkap.co.jp/products/door/venato/pdf/xaaaa-h06-191-1.pdf


(津田 啓夢)
2006/05/23 15:39

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