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ディーツー コミュニケーションズ(D2C)、日経広告研究所、日経メディアラボは、携帯電話を使ったモバイル広告について利用動向を調査した。調査は、日経広告研究所の調査データ「有力企業の広告宣伝費」の上位企業1,500社を対象に、2月3月にアンケートを実施、299社から回答を得た。
その結果、2005年度のモバイル広告利用企業は9.4%、パソコン向けネット広告は49.2%となった。モバイルの広告費(25社が回答)は、1,000万未満が52%、1000万~3,000万円未満が24%、平均で7,700万円となり、モバイル広告のメリットを聞くと、「ターゲットを絞り込みやすい」「目的に合わせた利用がしやすい」「制作費が安い」といった回答が上位を占めた。このほか「費用対効果が高い」も28.6%と高い数字になった。
逆に不満点を聞くと、「文字数・情報量などに制約が制約が多い」(46.4%)がトップで、「伝えられる情報量が少ない」「表現力に乏しい」「アクセス数が少ない」「効果が不明確」がこれに続いた。
また、モバイル広告を利用していない企業に対し、今後の利用意向を聞くと、現在検討している企業は10.7%、検討はしていないが今後利用したいとする企業は21.9%となった。
このほか、2005年度に広告を出稿した企業のうち、2006年度にモバイル広告費を「増やす」と回答した企業は42.9%、「変わらない」は46.4%となった。この2つを合計すると、継続利用意向を示した企業は約9割となった。
■ URL
ニュースリリース
http://www.d2c.co.jp/news/pdf/d2c_news06.05.22.pdf
(津田 啓夢)
2006/05/22 19:57
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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