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ソフトバンク孫社長
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ロゴマークはソフトバンクのものに
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ソフトバンクは、買収したボーダフォン日本法人の社名およびブランド名の変更を発表した。新社名は「ソフトバンクモバイル株式会社」に、ブランド名は「ソフトバンク」に変更される。変更日は10月1日。同社では18日、都内で記者会見を開催。ソフトバンク代表取締役社長の孫正義氏と、ボーダフォングループCEOのアルン・サリーン氏、ボーダフォン欧州責任者のビル・モロー氏が出席して、概要を説明した。
ソフトバンクでは3月17日にボーダフォン日本法人の買収を発表。その後、手続きを進め、子会社のBBモバイルが4月末時点でボーダフォン日本法人の株式を99.5%まで取得している。また、ボーダフォンブランドについては変更する方針が明らかにされていた。
ブランド名変更に伴い、ロゴマークもソフトバンクのものに変更される。端末や店舗、パンフレットにも変更が加えられるが、これらの変更は10月1日に向けて今後準備が進められる。
■ ソフトバンクとボーダフォン、合弁会社設立
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左からモロー氏、孫氏、サリーン氏
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あわせてソフトバンクとボーダフォングループとの間に合弁会社が設立されることも発表された。新会社の資本金は、日本円で約110億円(7,800万ユーロ)。出資比率は50%ずつ。取締役はソフトバンクとボーダフォンからそれぞれ4名ずつ派遣され、計8名で構成される予定。その中には孫氏、サリーン氏、モロー氏が含まれる。合弁会社の初代CEOにはモロー氏、取締役会の議長には孫氏の就任が検討されているという。
合弁会社では、ソフトバンクおよびボーダフォン向けの端末の共同開発・調達を行なう。これは全ての端末ではなく、両社が戦略的端末と位置付ける機種に絞った形で行なわれるという。ボーダフォン日本法人では、海外と仕様を統一したモデルをリリースしたこともあるが、共同開発される機種はそれとは全く異なるものになる予定とのことで、孫氏は「国ごとに最適化して開発するのは可能と捉えている」とコメントしている。
このほか、携帯向けポータルサイトや基盤ソフトウェアの共同開発、スポーツや音楽などのコンテンツのも共同調達も合弁会社を通して行なっていく。
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資本金は約110億円
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両社の強みを発揮していくという
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インフラのプラットフォーム構築では、ソフトバンクのIP網関連ノウハウも活かされる
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コンテンツも共同調達
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■ URL
ソフトバンク 合弁会社の設立について
http://www.softbank.co.jp/news/release/2006/060518_0001.html
ソフトバンク ボーダフォンの商号・ブランド変更について
http://www.softbank.co.jp/news/release/2006/060518_0002.html
ボーダフォン 商号変更について
http://www.vodafone.jp/japanese/release/2006/20060518j-5.pdf
■ 関連記事
・ ボーダフォンが夏モデル発表、ブランド名は「ソフトバンク」に
(関口 聖)
2006/05/18 13:06
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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