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904SH
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ボーダフォンは、4月15日に発売した「904SH」のGPS機能などに不具合があることを明らかにした。同社ではネットワーク経由でのソフトウェア更新を行なうよう呼びかけている。対象となるのは約48,000台。
「904SH」は携帯電話として初めてVGAサイズの液晶ディスプレイを備えたシャープ製3G端末。今回明らかにされた事象は、最初にGPSで測位した日から、ある程度の日数が経過すると、GPS測位が正常に行なえなくなり、毎回、位置の精度がレベル1と表示されるというもの。ナビアプリでもナビ機能が利用できない場合がある。
また、Vアプリが60件以上入っているメモリカードを使って、メモリカード内のVアプリを起動した場合、あるいは904SHとメモリカード間でVアプリを移動すると、904SH本体に記録されているVアプリのリストが表示されなくなり、さらに再起動しなくなる場合がある。このほか、大容量ファイルが付いたMMSを送信している最中に受信メールを参照すると、送信中のMMSが文字化けする場合があるという。
同社では、不具合の対応として、ネットワーク経由でのソフトウェア更新を案内。ソフトウェアダウンロードには、約20分かかり、その間は904SHを操作できない。また更新中にバッテリーがなくなると更新に失敗する可能性があるため、満充電に近い状態で行なうことを推奨している。
具体的な手順としては、メインメニューから「設定」→「本体設定」→「ソフトウェア更新」を選び、利用規約が案内された後に4桁の暗証番号を入力する。すぐ更新することもできるが、予約更新も可能となっており、その場合はソフトウェアをダウンロードする時間帯を指定する形になる。ソフトウェア更新は8月17日まで提供される。なお、更新作業にはパケット通信料は発生しない。
■ URL
ボーダフォンからのお知らせ
http://www.vodafone.jp/japanese/information/info/060518.html
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・ ボーダフォン、VGA液晶搭載の「904SH」を4月下旬以降に発売
(関口 聖)
2006/05/18 11:38
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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