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ウィルコムとウィルコム沖縄は、大規模な災害が発生した際に、ユーザー間で安否情報が確認できる「災害用伝言板サービス」の提供を開始した。体験サービスも提供される。
今回提供されるのは、ウィルコムによる災害用伝言板サービス。携帯各社では既に提供しているサービスだが、今回ウィルコムもスタートすることで、国内の既存キャリア全てで災害用伝言板サービスが利用できるようになる。
対応機種はWXシリーズやW-ZERO3、AIR-EDGE PHONE、H"端末。安否情報の登録は全国から可能で、閲覧は同社端末のほか、他社の携帯電話やパソコンからも可能。震度6弱以上の地震などの大規模災害が発生した場合に運用される。通常は、CLUB AIR-EDGEやH"LINKの下部にリンクが設けられているが、運用時にはトップに表示される。
安否情報は、1電話番号につき最大10件まで登録でき、1件につき「無事です」「避難所にいます」などの定型メッセージのほか最大100文字までのコメント入力ができる。安否情報を確認する場合、電話番号で検索することになるが、「080」や「090」など携帯電話の番号が入力された場合、他社の災害用伝言板サービスへのリンクが表示される。
このほか、あらかじめ友人や家族のメールアドレスを設定しておけば、安否情報を登録した際に通知してくれる機能も用意されている。設定できる宛先は最大10件で、送信メール内には、安否情報の登録日時や入力されたコメント、災害用伝言板サービスにアクセスできるURLが記載されている。
通知メールを受信したユーザーが災害用伝言板サービスにアクセスすれば、安否情報の登録者に対してメッセージを送信できる機能も用意されている。ウィルコムでは「登録情報に対してメッセージを送信できるのは他社にない機能」としている。最大100文字までのコメントが入力でき、通知メール1件につき5回まで送信できる。
利用料やパケット通信料は無料(H"端末除く)だが、他社の災害用伝言板サービスにアクセスするとパケット通信料が発生する。
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登録時の流れ
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■ URL
プレスリリース
http://www.willcom-inc.com/ja/corporate/press/2006/05/17/
(関口 聖)
2006/05/17 16:17
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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