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先代モデルのN902iでも搭載されていた手ぶれ補正機能だが、今回のN902iSでは、上下と左右の4軸に加えて、手前・奥行きと計6軸の方向の手ぶれが検知できるようになっている。動画撮影時は2軸方向の手ぶれ補正が機能する。 カメラ機能を利用したiアプリ「カメラでケンサク！ERサーチ」では、データベースに登録してある商品画像を撮影すると、その商品が購入できる携帯サイトへアクセスできる機能が実現されている。同アプリは、バンダイネットワークスとディーツー コミュニケーションズから提供されているもの。商品画像を撮影した際、その画像の特徴的な部分を、“特徴点”として抽出し、その特徴点だけをサーバーに送信する。サーバー側で、特徴点が合致する商品をデータベースから探し出し、端末側に返すという仕組みになっている。特徴点の抽出は、アプリ本体ではなく、N902iSに内蔵されているネイティブアプリ側で算出されており、アプリはユーザーインターフェイスとしての役割を果たしている。 CDなどの商品を撮影する際は、CD全体を撮影したほうがより高い精度で合致するが、CDジャケットの一部分だけ、あるいはCDジャケットの一部に光があたって見えづらい状態でも認識できるという。データベースに収録されている商品のみ認識可能となるが、アマゾンやディノス、千趣会などがデータを提供する予定。 外部メモリカードは最大1GBのminiSDカードが利用でき、SD-Audio対応の音楽再生機能をサポートする。メール着信時には、待受画面のアイコン上でメールのタイトルや絵文字がアニメーションで再生される「3Dお知らせ機能」が利用できる。また、電話をかけた際に、相手にメッセージもあわせて送信できる「着もじ」機能では、3Dアニメで着もじを表示する「3D着もじ機能」が利用できる。このほか、「ドラゴンクエスト不思議のダンジョンMOBILE」がプリセットされる。 外部メモリカードへ着うたなどを保存できる機能、デコメールの署名機能、おまかせロックなど902iSシリーズとしての基本機能に加えて、海外のW-CDMA対応エリアで利用できる「3Gローミング」などもサポートされている。 ソフトウェアは、従来のNEC製端末と同じくLinuxベースのもの。メインメニューはFlashによるアイコンがプリセットされているが、ユーザーがカスタマイズする場合は、Flashコンテンツは利用できず、画像アイコンでカスタマイズすることになる。また、文字入力はT9で、新たに予測変換機能が搭載された。 大きさは104×51×23mm、重さは約114g。連続待受時間は、静止時で約540時間、移動時で約420時間。連続通話時間は約160分、連続テレビ電話時間は約120分。メインディスプレイは約2.5インチ、240×345ドット（QVGA+）、262,144色表示のTFT液晶、サブディスプレイは、約1.0インチ、120×90ドット、65,536色表示のTFT液晶。外観はN902iより若干丸みがつけられた形状で、ボディカラーはピスタッシュグリーン、ラセットブラック、アイスシルバー、ジュエルピンクの4種類。
■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/20060511a.html NTTドコモ 製品情報 http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/902i/n902is/ ■ 関連記事 ・ ドコモ、902iSシリーズなど新FOMA端末8モデルを開発 （関口 聖） 2006/05/11 18:29 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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