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NTTドコモは、QRコード対応携帯電話の利用状況などを調査したドコモレポートを公開した。
QRコードは、URLやテキスト情報などが記載された2次元コードとして、カメラ付き携帯電話の拡大に伴って普及している。今回のレポートは、ドコモの60機種約3,060万契約(2月末時点)で利用可能なQRコード読取機能について利用状況などをアンケート調査したもの。調査は、2月9日~16日にかけてWeb上で行なわれ、ドコモのQRコード対応機を所有する16~69才の男女2,666人から回答を得た。
対応機種を所有するユーザーで、「QRコードを見たことがある」と回答したユーザーは96.3%、このうち、利用経験者は69.9%となった。さらに、利用した感想を61.6%のユーザーが「QRコードの利用にメリットがある」と回答しており、Webサイトへのアクセス時などに利便性を感じているユーザーは84.9%となった。
なお、「QRコードの操作が面倒・わかりづらい」「QRコードを自分の身近なところで目にすることが少ない」との設問に、「そう思わない」と回答したユーザーはそれぞれ7割弱となっている。
また、今後QRコードで入手したい情報については、クーポンなどの割引情報が68.8%、懸賞やキャンペーン情報が42.0%と高い結果を得た。
このほか、法人でのQRコードの利用について、651社に対して郵送によるアンケートを行なったところ、QRコードを広告や営業などに利用していると回答された企業は、全体で25.3%となった。中でも、携帯電話用サイトを持つ企業の6割以上が利用したことがあると回答。利用経験のある企業の7割が「利便性が向上した」としている。
■ URL
ドコモレポート(PDF形式)
http://www.nttdocomo.co.jp/binary/pdf/info/news_release/report/060331.pdf
(津田 啓夢)
2006/03/31 16:07
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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