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NTTドコモは、2.5GHz帯を利用したIEEE 802.16e方式(WiMAX)の屋外実証実験用無線局の免許を総務省に申請したと発表した。NTTグループ各社と協力してWiMAXの屋外環境での性能評価を行なうとともに、2.5GHz帯に隣接する移動衛星通信システム(ワイドスター)との電波干渉評価を行なうとしている。
同社が明らかにした実験内容によれば、期間は約1年で、場所は東京都の代々木周辺。基地局と端末の間でのスループット特性など無線伝送性の評価を行なうとしているほか、周波数利用効率の検証、ワイドスターなど既存システムとの干渉評価を行なう。また、WiMAXシステム内ハンドオーバーおよびHSDPAなど異なるシステム間のハンドオーバーについても検証を行なうとしている。
なお同社では、総務省から免許が付与される時期の見通しが立っていないため、実験の開始時期については現在未定としている。
■ URL
ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/20060328b.html
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(太田 亮三)
2006/03/28 17:11
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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