また、フュージョンでは2月1日から、FUSION-IP PhoneとP2P電話ソフト「スカイプ」との間で発着信の転送を行なう「FUSION IP-Phone/Multi-Gateway for Skype」のトライアルサービスを開始しており、固定のIP電話、携帯電話、スカイプの3種類の電話で、共通の050番号が利用できるサービスが整った。これらのサービスを組み合わせることで、050番号にかかってきた通話を、設定によりオフィスのIP電話、携帯電話、スカイプのいずれでも着信することが可能となり、自分から発信する場合にも、どこからかけても同じ050番号が相手先に通知される形となる。
フュージョンでは、固定電話と携帯電話を融合させたFMC(Fixed Mobile Convergence)サービスには多様なニーズがあるが、今回開始するサービスは050番号をビジネス用番号と活用し、環境や状況にあわせてどこでも端末を問わずに利用できる「ビジネスFMCソリューション」として提案していくという。また、今後は着信履歴や留守番電話の通知をメールで行なう付加サービスなどを提供するとともに、090番号や総務省がFMC用の番号として検討を進めている060番号などでのサービス提供も検討を進めるとしている。