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イー・アクセスの携帯事業、エリクソンがネットワーク設備供給
左からイー・アクセス代表取締役社長兼COOの種野晴夫氏、イー・アクセス 代表取締役会長兼CEOの千本倖生氏、エリクソン代表取締役社長兼CEOのカール ヘンリック・スヴァンベリ氏、日本エリクソン代表取締役社長ローリー・バックレイ氏
イー・モバイルがエリクソンを主要サプライヤーに
イー・アクセスは、2007年春に携帯電話事業へ新規参入予定の子会社、イー・モバイルのネットワーク設備について、エリクソンを主要サプライヤーに選定したと発表した。13日、両社は都内で記者会見を開催し、選定の経緯を紹介した。
会見には、イー・アクセス 代表取締役会長兼CEOの千本倖生氏と代表取締役社長兼COOの種野晴夫氏が出席したほか、スウェーデンからエリクソン代表取締役社長兼CEOのカール ヘンリック・スヴァンベリ氏も来日した。
イー・モバイルでは、全国をカバーする「コアネットワーク」と、関東・中部・関西地域の無線ネットワークについて選定を行なった結果、各国で多くの実績を重ね、日本でも他の外資系メーカーと比べれば豊富な事業展開、サポートの経験があることなどを踏まえて、エリクソンを選定したという。千本氏は「単に選定した、というだけではなく、エリクソンは我々の重要なパートナーという認識」とも語った。
また、種野氏は「既に東京の都心部では、商用に近いテストサービスを提供すべく、先駆けてネットワークの建設に着手している。また、現在は他キャリアとの接続、国内ローミングについても交渉中だ。このほか、国際ローミングについても交渉を開始し、MNPについてもキャリアで構成される検討会に参加している」と説明し、モバイル事業の展開に向けた準備を着々と進めているとした。
今後のスケジュールについて種野氏は「2007年3月にデータ通信サービスを、1年後の2008年2月に音声サービスを開始する予定。今回、エリクソンを選定したことは、ネットワーク設備の調達というハード面だけではなく、運用や保守といったソフト面も含んでいる。今後は、端末やサービスの内容、販売戦略、コンテンツという点についても同時進行で検討を重ねていく。端末については、複数のメーカーと話し合いをしているが、基地局設備がエリクソンになることを踏まえるとソニー・エリクソンは親和性が高いと認識している」と述べた。
また、通信速度についても触れた同氏は「下りスピードが高まるHSDPAだけではなく、上り速度が向上できるHSUPAも導入しなければ、無線ブロードバンドとは言えない」とした。
スヴァンベリ氏は、主要サプライヤーに選定されたことを受けて、「かつて2Gで音声サービスが中心だったころは、ネットワークと端末を繋げるのは簡単だったが、今後はネットワーク能力と端末が相互に動作していくのが重要。その意味で、我々はソニーとともに、ソニー・エリクソンを擁している。日本市場は高品質が求められ、技術面でも重要な市場だ。イー・モバイル専属の体制も整えており、イー・モバイルの成功に向けてサポートしていく」と語り、同社の利点をアピールするとともに、イー・モバイルとの協調体制をアピールした。
少なくとも東名阪のネットワークはエリクソンが手掛けることになるという
エリクソン選定の理由
イー・モバイル事業展開のスケジュール
国内外のローミングなどについても交渉中という
エリクソン側もイー・モバイル専門チームを準備したという
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URL
イー・アクセス プレスリリース
http://www.eaccess.net/cgi-bin/press.cgi?id=397
エリクソン ニュースリリース
http://www.ericsson.co.jp/press/2006/20060313.html
(関口 聖)
2006/03/13 17:12
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