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安価な携帯ストラップなどに高濃度の鉛、東京都が警告
東京都生活文化局は、1,000円以下で販売されている携帯電話用のストラップや指輪などのアクセサリーを調査した結果、高濃度の鉛が検出されたと発表した。都では厚生労働省と経済産業省に対策をとるよう提案している。
東京都では、2005年2月に米国消費者製品安全委員会(米国CRSC)から子供用のアクセサリー類に高濃度の鉛が含有されているという報告が為されたことを踏まえ、都内で販売されている製品を対象に調査を実施。調査対象となった製品は、100~1,000円までの価格帯で販売されている携帯ストラップや指輪、イヤリング、ネックレスなど76個の製品。いずれも無作為で抽出されたもので、調査対象製品のうち、中国製が52個、韓国製が12個、タイ製が3個、台湾および日本製が2個ずつ、マレーシア製が1個、生産国不明が4個となっている。また調査対象製品をジャンルごとに分けると、携帯ストラップが16個、ネックレス(ペンダント)が14個、指輪が10個、イヤリング(ピアス)が7個などとなっている。
鉛の含有量を調査した結果、米国CPSCが定めた指針0.06%を超えたのは46個。そのうち32個は50%以上という高濃度だった。鉛検出量が多い順に携帯ストラップ、ブレスレッド、イヤリング(ピアス)となっている。また生産国別で見ると、0.06%を超える製品は中国・韓国・台湾製品。タイ・日本・マレーシアの製品からは検出されなかった。
生活安全局では「デザインが複雑な部位に鉛を使った合金が多く用いられている」と指摘。鉛は体内に蓄積し、神経系や脳への悪影響を及ぼす。成人は食物中の鉛10%を吸収し、幼児は成人の4~5倍多く体内へ鉛を吸収するとのこと。見た目で鉛が含まれているかどうかは判別できないため東京都では、安価なストラップやアクセサリーの取り扱いに注意するよう呼びかけている。
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URL
報道発表資料
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2006/03/20g36400.htm
(関口 聖)
2006/03/07 15:21
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