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大日本印刷（DNP）は、店頭商品の2次元コードをカメラ付き携帯電話で読み取り、商品情報の確認や情報をストックしておけるシステムを開発した。 同システムは、店頭にある商品をカメラ付き携帯電話で読み取ると、商品情報などが記載されたWebページにアクセス可能で、気に入った商品の情報をサーバーに蓄積しておけるというもの。購入したい商品のリスト作成や、類似商品との比較などが行なえるショッピング支援ツールとして利用可能。利用するユーザーは、専用アプリをダウンロードする。 導入企業側は、購入に至らなかった商品でも顧客の携帯電話に情報が残せるため、販促効果に期待できるほか、特定の商品に興味を持った顧客が、ほかにどのような商品に興味を示すか分析できるマーケティングツールとしても活用できるという 会員制の販促ツールとしても利用可能で、アパレル・家具・中古車販売・百貨店/スーパー・書店・CDショップなど、さまざまな小売業で導入できる。また、雑誌の商品紹介ページや、観光案内ページなどの印刷物でも利用できるとしている。 DNPでは今後、小売店や展示会での実証実験を実施する予定で、2007年度にも実用化したい考え。さらに、雑誌などでの用途を想定し、2次元コードだけでなく、写真を読み取って詳細情報が得られる画像認識システムへの対応も検討しているという。 なお、今回のシステムは、3月7日～10日にかけて東京ビッグサイトで開催される「ICカードワールド2006」において、アパレル店舗での利用を想定したデモンストレーションが行なわれる予定。 ■ ＵＲＬ 大日本印刷 http://www.dnp.co.jp/ （津田 啓夢） 2006/03/02 14:43 | ||||||
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