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【 2009/06/26 】
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携帯フィルタリング利用率は小学生で57.7%、総務省調査
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ドコモ、スマートフォン「T-01A」を28日より販売再開
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ソフトバンク、ブランドキャラクターにSMAP
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カシオ、携帯での閲覧にも対応した画像変換ソフト
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テレビ朝日、iモードで動画配信「テレ朝動画」を開始
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ファーウェイ、東京に「LTEラボ」開設
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SoftBank SELECTION、iPhone 3GS向けケース3種発売
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「G9」の文字入力に不具合、ソフト更新開始
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アドプラス、iPhone 3G向けコンバージョンレンズ
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MIDP対応端末上で活動するトロイの木馬「Redbrowser」
F-Secureは、ロシア語圏で活動する携帯電話向けのトロイの木馬型ウイルス「Redbrowser.A」の存在を確認した。
「Redbrowser.A」は、無料のWAPブラウザとみせかけてユーザーの携帯電話から特定の番号に向けてSMSを無限に送信するトロイの木馬型ウイルス。Java(J2ME)をベースにしており、MIDP対応の携帯電話でRedbrowserをダウンロードして実行するとトロイの木馬に感染する。
感染した携帯電話から送信されるSMSは、「プレミアムSMS」と呼ばれる海外で少額決済などの送金手段としても使われるもの。これにより、意図せぬプレミアムSMSが送信されることでユーザーから第三者に不正に送金されることになる。プレミアムSMSは海外で利用されているサービスで、日本のキャリアは対応していない。
F-Secureによれば、Redbrowserはアプリケーションマネージャーなど、携帯電話内から削除することができる。
このほか、RedbrowserについてはKasperskyも報告している。
なお、日本国内で販売されているNTTドコモのM1000やボーダフォンの端末などはMIDPに対応しているが、NTTドコモでは「Redbrowserの存在は把握している。現在調査中だが、現段階で特段の影響はないと考えている。引き続き調査を進め、必要に応じてウイルス定義ファイルの更新などを行なう」としている。
ボーダフォンによれば、ノキア製端末の702NK、702NKIIの2機種では、原理的には今回のRedbrowserが起動する可能性があるという。現在のところ、国内での感染報告はないとのことだが、同社では引き続きこのウイルスを調査するとしている。
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URL
F-Secure Redbrowser.Aに関する報告(英文)
http://www.f-secure.com/v-descs/redbrowser_a.shtml
Kaspersky Redbrowser.Aに関する報告(英文)
http://www.kaspersky.com/news?id=180984542
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