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フェイス傘下のウェブマネーは、携帯電話向けの決済サービス「ケータイウォレット」の提供を開始した。
同社はパソコン向けの決済サービス「WebMoney」を展開している。WebMoneyは、コンビニや量販店、金融機関のオンライン取引などで購入できるプリペイド型の電子マネー。少額決済に適した仕組みとして、大手オンラインゲームサイトなどで採用されている。
携帯版は、WebMoneyのプリペイド番号をサーバーにまとめておける機能「WebMoneyウォレット」を利用したもの。iモード・EZweb・ボーダフォンライブ!に対応する。パソコン向けのサービスでは、会員IDとパスワードを入力することで支払いを行なうが、携帯版は、IDとパスワードの入力が不要となる。ユーザーは、事前に4桁のパスワードを携帯サイトに登録しておくことで、2回目以降はパスワード認証を行なうことなく決済できる。
また、現在26万人いるWebMoneyウォレットの会員は、移行手続きなしで、パソコンでも携帯電話でも同じWebMoneyウォレットを利用できる。
ウェブマネーでは、ケータイウォレットをコンテンツ課金代行サービスとして、勝手サイト(非公式サイト)に展開したい考え。また、2006年秋にも導入される予定のナンバーポータビリティー制度では、携帯電話事業者を乗り換えてしまうと、これまで利用してきたコンテンツが継続利用できないものとみられる。同社では、通信キャリアに左右されずに継続課金を期待するコンテンツプロバイダーなどでも需要を見込むとしている。
なお、携帯版WebMoneyに対応したサイトについて、現在各社と検討を重ねているという。
■ URL
ウェブマネー
http://www.webmoney.jp/
WebMoneyウォレットについて
http://www.webmoney.jp/service/premium.html
(津田 啓夢)
2006/02/09 19:04
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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