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KDDI、沖縄セルラーは、au携帯電話で受信したEメールを音声で自動的に読み上げるBREWアプリ「EZメール読み上げ」を3月上旬から提供する。
「EZメール読み上げ」は、専用のEZアプリを起動すると、受信したEメールを自動的に音声で読み上げるサービス。アプリを起動することで、以降の受信メールはKDDIの音声変換サーバーに自動転送され、携帯電話にダウンロードされて自動的に音声で読み上げられる。音声合成エンジンでは、駅名・地名・人名など約11万語の日本語辞書と、約1万語の英単語辞書をサポートする。絵文字も読み上げ可能で、ハートマークなら「ハート」、キラキラしたハートマークなら「キラキラハート」などと読み上げるという。
対応端末は、neon、W41シリーズ、A5518SA、Sweets pure、A5520SAで、今後発売される端末でも順次サポートされる予定。対応端末へのプリセットとの予定はなく、「EZアプリカタログ」メニューから「メール/メッセンジャー」にアクセスしてダウンロードする。
読み上げられる音声メールは、全角約250文字までで、超過分は切り捨てられる。アプリの利用料は無料だが、通信料は別途必要。250文字のメールは、音声ファイルに変換すると300KB程度になるため、頻繁に利用する場合は、パケット通信料の定額および割引サービスに加入したほうが無難だ。
ユーザーは、音声メールを受信する期間を「15分、30分、1時間、2時間、3時間」から選択可能。ただし、その間受信したメールは全て読み上げる仕様となっており、特定のメールのみ読み上げたり、特定のメールの読み上げを拒否したりすることはできない。
なお、アプリ起動中に着信があった場合は、着信が優先される。発信する場合は、一旦アプリを終了する必要がある。またauでは、音楽配信サービス「LISMO」をプロモーションしているが、音楽プレーヤーと同アプリを併用することはできない。
KDDIでは、EZメール読み上げの利用シーンを、「料理中など手が離せない場合」としている。車の運転中など、携帯電話のディスプレイが見られない場合などにも活用できそうだ。
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利用イメージ。画面は開発中のもの
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■ URL
ニュースリリース
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2006/0126/
(津田 啓夢)
2006/01/26 15:33
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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