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ACCESSは、NTTドコモを引き受け先とする、第三者割当による新株式を12月20日に発行すると発表した。新株引受後、ドコモは第2株主となる見込み。 新株の発行数は、普通株式6,356株で、発行総額は150億16万円。これまでACCESSの第3株主だったドコモは、増資後、全株式の11.66％を保有する第2株主となる。大株主の構成は、ACCESS代表取締役社長兼最高経営責任者の荒川亨氏（17％）、NTTドコモ（11.66％）、ACCESS取締役副社長兼最高技術責任者の鎌田富久氏（10.50％）となる。 なお、ACCESSでは増資の理由を、「ドコモ端末の高機能化、差別化を目的に共同開発をさらに推進する」「国内外の市場で、iモード、3G以降の事業展開における関連企業の効率的な開発を促進させるため、開発コミュニティや新たなビジネスモデルを共同で検討、推進する」としている。また、ACCESS広報部では、「（今回の増資は）ドコモ側からの提案によるもの。今後を見越した投資」とコメント。調達資金はドコモと共同展開する事業に使われる予定だ。 ドコモとの親密度を増したACCESSだが、同社は携帯電話など情報機器向けのブラウザ「NetFront」を他キャリアにも供給している。広報部では、ドコモ以外の案件も従来通り展開していくとしている。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース（ACCESS） http://www.access.co.jp/press/051130.html ニュースリリース（NTTドコモ） http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/20051130b.html （津田 啓夢） 2005/11/30 18:14 | ||||||
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