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携帯電話の動向を調査した「ケータイ白書 2006」

 モバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF)とインプレスは、携帯電話の動向を調査・解説した書籍「ケータイ白書 2006」を12月7日に発売する。A4変型判、320ページで、価格は7,140円。

 「ケータイ白書 2006」は、携帯電話ユーザーに対するアンケート調査や今後の動向をまとめた書籍。市場動向に関する調査では、3G端末のシェアにも触れている。2005年9月末時点で全体の43%(3,807万件)となっているが、MCFでは、2006年5月に全体の56%(5,077万契約)に達すると予測。また2007年3月には、3G端末が全体の74%(6,842万件)に、3.5G端末が17%(1,589万件)になるとしている。

 携帯電話の利用動向では、携帯でのインターネットを積極的に使うアクティブユーザー2,000人を対象に調査を実施。コンテンツ関連では、「着うたフル」の認知度が82.4%に達し、対応機種を持つユーザーでは利用率が64.9%になっていることが明らかにされている。また、「フルブラウザ」の認知度は73.4%と高い数値を示したが、対応機種を持つユーザーの利用率は、40.3%となった。同白書では、「定額制ユーザーの50.0%が利用したことがあるのに対して、定額制を利用していないユーザーの利用率は28.0%」と指摘しており、定額制非適用が足かせになっていると分析している。

 ユーザーがブックマークに登録しているサイトでは、Yahoo!が2年連続にトップになったほか、Googleや2ちゃんねるなどが上位20位内に、Amazonがランクアップしたことを受けて、「人気パソコン向けサイトが躍進している」としている。

 このほか、2006年に登場する予定の番号ポータビリティ制度についても、ユーザーの利用意向を調査。前年の調査では「キャリアを変えると思う」としたユーザーが17.2%だったのに対して、今回は15.1%に減少。さらに、「変えないと思う」としたユーザーは、前年36.0%から42.2%に上昇し、「わからない」としたユーザーは前年46.8%から42.7%に減少している。変えない理由については「現在のキャリアに満足しているから」が1位(68.8%)、「年間利用の割引が継続できないから」が2位(54.4%)などが占めている。



URL
  ニュースリリース
  http://www.impressholdings.com/release/2005/055/
  MCF
  http://www.mcf.to/


(関口 聖)
2005/11/28 18:06

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