松下電器産業と九州松下電器が、DDIポケットの位置情報サービスに対応したポータブルナビゲーションシステム「ネットワーク でるナビ」の新型を６月１日より発売する。

　今回発売されるのは、GPSアンテナとテレビチューナーを内蔵する「KX-GA33」とテレビチューナーのみ内蔵の「KX-GA23」。価格はそれぞれ15万円と12万8000円。両モデルともに、４月１日に発売された「KX-GT30」と同様のインターネット接続機能を装備している。

　携帯電話やPHSを接続することで、電子メールの送受信やWebのブラウジングが可能なほか、DDIポケットのH"端末と組み合わせれば、電話をかけてきた人の位置をカーナビの地図上に表示することができる。

　KX-GA33とKX-GA23は、充電電池を内蔵し、本体に操作キーを装備しているので、KX-GT30よりも屋内や野外で利用しやすくなっている。充電池のみで約90分のネット利用が可能で、ACアダプターも付属する。

　大きさはKX-GA33が140×191×60mm、KX-GA23が130×182×44mm、重さはKX-GA33が900g、KX-GA23が730g。いずれも5.8型ワイド液晶を搭載する。

　KX-GA23にFM多重対応VICSユニットが付属する「KX-GA23Z」も７月１日より発売される予定。こちらの価格は15万円。