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NTTドコモは、サービス開始と同時に不具合が発生し新規受付を停止していたFOMA向けの付加番号サービス「マルチナンバー」について、15日中に不具合から回復する見込みであると発表した。回復までは付加番号からの発信を控えるよう案内している。
今回明らかにされた不具合は、マルチナンバーに関連した交換機ソフトウェアの不具合。マルチナンバーの付加番号で発信すると、同じ交換機を次に利用したユーザーの発信者番号が、直前に利用されていたマルチナンバーの付加番号のままになってしまう場合があるという。通常は通話の終了後にリセットされる領域が、マルチナンバーの付加番号による発信ではリセットされずに、次の接続の発信者番号として残ってしまうのが原因とのこと。マルチナンバーの利用者、第3者とも、通話は正しく接続されるという。
このほか、マルチナンバーの付加番号からは「151」にダイヤルする「ドコモインフォメーションセンター」への発信ができない不具合も確認されている。
15日中に予定する不具合の回復後、改めて詳細が案内される予定だが、同社では、不具合の回復までは付加番号からの発信を控えるよう案内している。また、マルチナンバーの契約者に対する対応も検討中とのこと。
【追記:2005/11/15 16:20】
NTTドコモは、マルチナンバーに関連した不具合が15日12時24分に回復したと発表した。
■ URL
重要なお知らせ
http://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/page/051114_00.html
重要なお知らせ(不具合の回復について)
http://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/page/051115_00.html
■ 関連記事
・ ドコモ、「マルチナンバー」の新規受付を中断
(太田 亮三)
2005/11/15 13:44
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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