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カシオ計算機は、2005年度の中間決算(2005年4月~9月)を発表した。全体としては減収増益で、通期の連結決算では売上高・利益ともに前年を上回るとしている。
同社中間期の連結ベースにおける売上高は、前年同期比2.6%減の2,742億円となった。一方、営業利益は前年同期比1.0%増の197億円、当期純利益は前年同期13.1%増の102億円となった。
同社の事業は、大きく「エレクトロニクス機器」「デバイスその他」に分類されているが、カシオ日立モバイルコミュニケーションズなどによる携帯電話事業は、エレクトロニクス機器事業の「MNS部門」となる。なお、同部門にはハンディターミナルも含まれる。
MNS部門の当期売上高は、前年同期より約43億円減の649億5,600万円となった。利益関連の数値は明らかにされていないが、営業利益率は前年同期よりも0.8%向上したとのことで、同社では「W31CAやG'zOne TYPE-Rが好調に推移し、利益面で大きく伸張した」と説明している。
2005年度通期における同部門の売上高予想は、上期後半に投入した製品が引き続き好調という見込みで、前年実績を36億円上回る1,350億円になるとしている。
■ URL
カシオ 決算情報
http://www.casio.co.jp/ir/library/
(関口 聖)
2005/11/02 16:32
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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