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アプリックスとNTTドコモは、FOMA端末向けのJavaプラットフォームに関する契約を締結した。
両社では、2004年8月にFOMA向けJavaプラットフォーム(DoJa)を共同開発していくと発表。2005年4月には本格開発に着手していた。これらの共同開発では、アプリックスのJavaプラットフォーム「JBlend」とドコモのJavaプラットフォーム「DoJa」を融合させた、新たなプラットフォームの実現を目的としており、具体的な内容としては、端末開発時における工数やコストの削減などが挙げられていた。また、4月の発表時点では、「携帯電話メーカー、および機種ごとの独自機能も実現できる」とされており、逆に各機種ごとの差違を埋めることも可能と見られる。
共同開発されたJavaプラットフォームが、どの機種に搭載されるかは明らかにされていないが、今秋以降に発売される機種に搭載される予定となっている。なお、NTTドコモでは、902iシリーズ発表会において「iアプリは高速処理が実現されている」(NTTドコモマルチメディアサービス部長の夏野 剛氏)ことを明らかにしている。各機種の差違を少なくするという観点から、新たに開発されたJavaプラットフォームだけに、902i全機種へ搭載される可能性もある。
■ URL
アプリックス 投資家向け情報(PDF形式)
http://www.aplix.co.jp/jp/ir/disclose/pdf/ir051101.pdf
■ 関連記事
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(関口 聖)
2005/11/01 20:44
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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