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楽天と三菱総合研究所は、9月30日~10月4日にかけて、Web上で「第18回携帯電話コンテンツ/サービス利用調査」と題して、携帯電話でパソコン向けのWebサイトが閲覧できる「フルブラウザ」の利用動向調査を行なった。対象は15~69才の男女で、2,460人(男女比5:5)から回答を得た。
その結果、フルブラウザの利用経験者は全体の約1割で、男性の利用率が高く12.5%となった。年代別では、40代以下の割合が多く、プリセットされたフルブラウザを利用する傾向が高かった。また、利用するWebサイトは、「検索・ポータルサイト」が46%と高く、「ニュース/各種情報(スポーツ、芸能、音楽、映画、テレビ等)」、「交通案内/地図/旅行」が続いた。
フルブラウザの利用による携帯向けサイトの利用頻度の変化については、利用頻度に変化はないとしたユーザーがもっとも多く、次いで「減った」、「増えた」が続いた。有料コンテンツの利用変化では、利用金額が減ったとするユーザーが、増えたユーザーの2倍以上と大きく差をつけた。
なお、フルブラウザの利用者には、もともと携帯向けWebサイトを利用していなかった人が35.1%もいたという。この結果を踏まえて、調査レポートでは「フルブラウザが携帯電話からのサイト利用のきっかけとなっている」としている。
このほか、今後の利用意向については、約4割が利用したいと回答。ただし、利用に際してパケット通信料を心配するユーザーが6割を占めた。
■ URL
リサーチ公開データ
http://research.rakuten.co.jp/release/051026/
(津田 啓夢)
2005/10/26 15:20
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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