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セーバーは、携帯電話で再生可能な動画ファイルに自動変換するサーバーソフト「mini-it EM version 2.2」を発売した。
「mini-it EM version 2.2」は、パソコン向けに作成した動画データなどを携帯電話で再生可能な形式に変換するサーバーソフトウェア。動画データを指定フォルダに置くだけで自動変換でき、携帯コンテンツの更新作業が効率化できるとしている。携帯電話向け動画のファイル容量制限に合わせて動画ファイルを分割する機能や、動画データの冒頭の画像を静止画としてスナップショットする機能なども搭載する。
また、サーバー用のソフトウェアとなるため、ブログやWeb掲示板といった投稿型Webサービスに組み込める。ソフトウェアは、指定のフォルダに置かれた動画を自動変換して任意のフォルダに移動するまでを行なう。ソフトを導入するコンテンツプロバイダーなどは、エンドユーザーからメール添付などで受け取った動画データを指定フォルダに移動するプログラムと、生成された携帯向け動画をエンドユーザー側に提供する仕組みを用意する必要がある。
今回のバージョンでは、対応入力形式にMP4形式、出力形式にFLV/SWF/WMV形式が新たに追加された。対応入力形式はAVI/MOV/WMV/MPEG-1/3GPP/3GPP2/AMC/MP4、対応出力形式は3GPP/3GPP2/AMC/AVI/WMV/SWF/FLVとなる。対応OSはWindows 2000 Server、Windows Server 2003。
年間ライセンスの価格は初年度378万円で、この中に年間保守サービスが含まれる。次年度に継続して利用する場合は、更新ライセンス(56万7,000円)が必要。こちらも年間保守サービスが含まれる。
■ URL
セーバー
http://www.saver.ne.jp/
(津田 啓夢)
2005/10/21 13:21
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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