シャープは先日、ザウルス「MI-E1」用Java実行環境「Personal Java for Zaurus」のβ版の配布を開始した。ザウルス上のJava実行環境の正式な製品化の時期や詳細は未定となっているが、シャープではMI-E1とその後継機種にJava実行環境を提供していく方針。MI-E1よりも処理速度が劣るザウルスへのJava実行環境の提供は、いまのところ検討されていない。将来的にはJava実行環境が標準搭載されたザウルスの商品化もありうるが、その場合も現行の「MOREソフト」のような、よりハードウェアに近い部分を利用できるザウルスのネイティブコードによる開発環境は残されるという。