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SC-SX800。本体色は木目調
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SC-SX400はシルバーとホワイトカラーの2ラインナップ
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松下電器産業は、HDDやSDカードスロットを搭載したSD-Audio対応ミニコンポ「D-dock」2製品を11月19日に発売すると発表した。オープンプライスで、店頭実売価格はHDD容量が80GBの「SC-SX800」が7万円前後、40GBの「SC-SX400」が6万円前後となる見込み。
SC-SX800とSC-SX400は、どちらもHDDとSDカードスロットを装備したFM/AMチューナ搭載のミニコンポ。合わせて発表されたSDカードスロット搭載の「D-snap Audio」やSD-Audioに対応した携帯電話などと組み合わせることで、PCレスで音楽CDからの録音・転送が可能になる。
CDからHDDへは最大8倍速で楽曲録音が可能で、HDDに保存した楽曲は最大12倍速でSDカードに転送できる。HDDに保存可能な楽曲数はAAC 64kbpsLPモードの場合でSC-SX800が最大約40,000曲、SC-SX400が最大約20,000曲。また、高速録音中もHDDに保存した楽曲の再生が可能だという。
CDプレーヤー部で再生可能なフォーマットはCD-DA/WMA/MP3で、再生可能なディスクはCD/CD-R/CD-RW。HDDの録音フォーマットはAACとリニアPCMで、ビットレートは128/96/64kbpsの3種類。また、SDカードスロット部で再生可能なフォーマットはSD-Audio(AAC/MP3/WMA)で、録音はSD-Audio(AAC)。
またHDD内にはGracenote CDDBに登録されている楽曲のうち、約30万曲分のデータを内蔵する。加えて、ネットワークインターフェイスを備えており、インターネット上にあるGracenoteのサーバーにアクセスして最新楽曲のタイトル情報やアーティスト情報の取得も可能となっている。
HDDに保存した楽曲は、プレイリストの作成が可能。よく聴く曲や新曲、テンポやビートなどの曲調から判断した印象選曲といった3種類の「おすすめプレイリスト」機能や、任意の楽曲を登録できる「マイベスト プレイリスト」機能を用意する。マイベスト プレイリスト機能は楽曲再生中にリモコンの「マイベスト登録」ボタンを押すことで登録が可能で、最大99曲まで設定できる。なお、本体表示部は漢字表示に対応したモノクロ4階調の7行表示ディスプレイを備え、解像度は320×240ピクセル。
このほか、両製品ともに圧縮音源の高音域を補完する「コンプレッション デジタル リ.マスター」、SD-Audio(AAC)でもAACフォーマット録音時に失われた高域信号を再現する「AAC リ.マスター」を搭載する。SC-SX800では加えて、ハイブリッド・バイアンプやウーハー部にPPマイカグラファイトなどを採用している。
本体サイズと重量はどちらも185×268×150mm(幅×奥行×高)で約3.8kg。SC-SX800のスピーカー部は144×239×256mmで、重量は左側スピーカーが約4.8kg、右側スピーカーが約2.6kg。SC-SX400が130×241×254mmで、重量は左側が約4.8kg、右側が約2.6kg。
■ URL
ニュースリリース
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn051018-3/jn051018-3.html?ref=news
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(村松健至)
2005/10/18 20:01
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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