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au Shop Convention 2005
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17日、auショップ関係者を対象にした大規模研修会「au Shop Convention 2005」が都内のホテルにて開催された。全国から集まった約400名のauショップスタッフらが顧客満足度向上のための講義を受講したほか、営業成績コンテスト優秀者の発表・表彰が行なわれた。
3部構成のコンベンションのうち、第1部は、ビデオや演劇形式のケーススタディを通じて、効率的な営業手法を学習しようという構成。店頭で働くスタッフへのインタビューを分析しつつ、郊外・駅前・繁華街といったショップ立地環境に応じた店舗運営が必要な点を強調した。また各スタッフに対しては、メモをとることの重要性や、効果的なセールストークを店員間で積極的に共有することの大事さを改めて示した。
俳優を起用した演劇形式の講習では、「ユーザーニーズの把握」「個人情報の保護」「家族単位での契約獲得」などのテーマ別に失敗・成功事例を例示。修理用代替機は必ずデータのリセットを行なってから貸し出すこと、家族単位での大口契約獲得には、家計を預かる母親層を意識したセールストークを行なうべき、といった各論的な内容も披露された。
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ショップ運営に役立つ事例をビデオで紹介
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俳優らによる演劇形式のケーススタディも行なわれた
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約400名の関係者が表彰を見守った
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続く第2部では、全国のauショップを対象に実施された営業成績コンテストの表彰式が行なわれた。表彰部門は「新規獲得」「WIN拡販」「パケット割サービス獲得」「家族割獲得」「メタルプラス DION マイライン獲得」「DION マイライン獲得」の計6つ。それぞれを全国12ブロックに分け、各エリアの成績上位ショップ代表者へ賞状を進呈した。
また、auショップ店員のスキルを示す資格制度「auプロスタッフ試験」「auハートフルスタッフ試験」の成績上位者についても表彰された。 2005年上期auハートフルスタッフ資格認定部門で第1位となった沢田夏美さん(auショップ枚方船橋)は「このような賞をいただいて大変光栄に思う。今後は公私ともに“ハートフル”を意識し、より一層、業務に励んでいきたい」と、受賞者を代表して挨拶。喜びを表わしていた。なおコンベンション第3部は関係者向け懇親会となっている。
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成績上位ショップの代表者が登壇
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表彰状の授与が行なわれた
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喜びの表情で賞状の授与を受けていた
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auショップ枚方船橋の沢田夏美さんが受賞者を代表して挨拶
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KDDI 取締役執行役員常務 au事業本部長の両角寛文氏
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コンベンション開会に先立っては、KDDI 取締役執行役員常務 au事業本部長の両角寛文氏が開会挨拶を行なった。両角氏はまず「2005年上期は、おかげさまで純増シェア1位を達成できた」と、関係者への感謝の意を表明。その一方で「2006年はナンバーポータビリティの開始や新規事業者の参入などが予定されている。ユーザーから徹底的にサービス内容を比較される年になるだろう」と厳しい競争時代の到来を予見した。
「この競争を争うには、顧客満足度の向上こそが唯一の道」と続けた両角氏は、販売代理店や端末メーカーが一丸となって協力していく必要があると説明し、業者間のより強固な連携を訴えている。
■ URL
KDDI
http://www.kddi.com/
■ 関連記事
・ auショップ店員の接客スキルを競う「au CS AWARDS 2005」
(森田秀一)
2005/10/17 20:57
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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