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iTunesで取り込んだ音楽をMUSICケータイ「W32H」で聴く方法
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「iTunes」の楽曲もW32Hで楽しめる
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MUSICケータイ「W32H」
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9月に発売された日立製CDMA 1X WIN端末「W32H」は、auのおサイフケータイ「EZ FeliCa」に対応するだけでなく、「MUSICケータイ」のコンセプトで携帯電話で音楽を楽しめる機能が搭載されている。今回、音楽管理ソフト「iTunes」でリッピングした楽曲を「W32H」で再生する方法がわかった。
MUSICケータイ「W32H」では、携帯電話で音楽で楽しむための「MUSIC START KIT」が装備されている。端末パッケージには、音楽CDを携帯電話に取り込むためのパソコン向けソフト「SD-Jukebox Ver.5.0 LE for W32H」などが同梱されており、手軽に音楽が楽しめるようになっている。
一方、音楽プレーヤー市場では、アップルコンピュータの音楽プレーヤー「iPod」に支えられ、パソコン向けの音楽管理ソフト「iTunes」が好調だ。iTunesは、初期設定のまま音楽CDをパソコンに取り込むと、AAC形式(128kbps)で保存されるが、W32Hで採用する音楽データ保存・再生用のSDカード規格「SD-Audio」では、AAC形式に対応するものの、iTunesで取り込んだ音楽データは再生できない仕組み。このため、販売店などではiTunesでリッピングした楽曲は、W32Hで再生できないとアナウンスしている場合もあるようだ。
これを解決するためには、iTunesで音楽を取り込む際の音楽データ形式をMP3形式にする必要がある。MP3形式で取り込んだデータであれば、W32Hに同梱の「SD-Jukebox Ver.5.0 LE for W32H」でSD-Audio規格に対応した音楽ファイルに変換可能で、変換したデータについても著作権保護される。もちろんMP3形式はiPodでも再生できる。
AACとMP3では、ファイル形式が異なるため音質に関してはいちがいに比較できないだろう。しかし、AAC形式に対応する携帯電話やデジタル機器が増えてきたとはいえ、汎用性の高さでは現状MP3に軍配が上がる。また、MP3方式で保存しておけば、あとからAAC形式、ATRAC形式にも変換可能だ。普段iTunesを利用しているユーザーで、W32HやMP3形式対応のカーナビなど、対応するデジタル機器を持っているならば利便性も高いはずだ。
■ URL
製品情報(au)
http://www.au.kddi.com/seihin/kinobetsu/seihin/w32h/
製品情報(日立)
http://www.hitachi.co.jp/Prod/vims/mobilephone/w32h/
■ 関連記事
・ W32H(ソリッドシルバー)
・ EZ FeliCaだけではないMUSICケータイ「W32H」
(津田 啓夢)
2005/10/14 13:35
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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