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※画面はハメコミ
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カシオ計算機は、液晶ディスプレイにスピーカーを内蔵し一体化した液晶モジュールを開発したと発表した。携帯電話やデジタルカメラなど、モバイル機器での利用を想定している。
今回開発されたのは、TFT液晶モジュールに積層型圧電セラミックスピーカーを内蔵した液晶モジュール。ステレオタイプとモノラルタイプが開発され、どちらも約3.2mmの薄さを実現。これによりスピーカーを意識しない実装設計が可能になるとしている。
内蔵された積層型圧電セラミックスピーカーは磁石を使用しないタイプのため、他の部品に磁気の影響がなく、通常のダイナミックスピーカーと比べて消費電力も少ないという。音圧特性は、ステレオタイプで92db以上を実現している。
画面サイズは2.5インチで、カシオ独自のHAST(Hyper Amorphous Silicon TFT)液晶を採用。ドット構成はデルタ配列の960(H)×240(V)で、画面サイズの比率は4:3(横:縦)。
なお、10月4日から千葉県の幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2005」の同社ブースにて、この液晶モジュールが参考出品される予定。
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ステレオタイプの構成図
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■ URL
ニュースリリース
http://www.casio.co.jp/release/2005/speaker_module.html
(太田 亮三)
2005/09/29 19:20
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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