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ガートナー ジャパンは、日本国内の携帯電話販売に関する予測を発表した。同社では、買い替えを中心とした需要が2006年に集中すると分析している。 国内の携帯電話契約数は、9,000万台に近づきつつあり、飽和状態にあると指摘されている。同社では、新規契約の比率は低下しつつあり、今後は買い替え需要が市場規模に大きく影響を与える傾向が強くなっていくと指摘している。 前回、大きく需要が集中したのは、カメラ付き携帯電話が牽引した2003年。買い替えるまでの平均期間が2年弱とされていることから、2005年に買い替え需要が集中する可能性があるものの、今年リリースされている新機種では音楽再生機能を特徴としたものが多いため、買い替えるユーザー層が限定されているという。 このため、同社では、FeliCa機能が社会インフラとして普及し、番号ポータビリティ制度の開始が見込まれる2006年に買い換え需要が集中すると予測。ただし、番号ポータビリティ制度のスタートが遅れれば、2007年に需要が分散する可能性もあるとしている。また、2009年には、高速データ通信へのニーズによって携帯キャリアの競争が激しくなり、ヘビーユーザー層～ミドルユーザー層からのニーズが大きくなると見ている。 ■ ＵＲＬ プレスリリース（PDF形式） http://www.gartner.co.jp/press/pr20050908-01.pdf （関口 聖） 2005/09/08 13:24 | ||||||
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