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凸版印刷は、ICタグと携帯電話と使ったASP型情報配信ソリューション「KOKOPASS」（ココパス）を開発した。 「KOKOPASS」は、ICタグをリーダーライターにかざすと携帯電話にメールが届き、情報が配信できるASP型ソリューション。商業施設などでのプロモーション、観光地などのスタンプラリーなどで活用できる。ICタグのリーダーライターを1台からレンタル可能で、ICタグとメールアドレスを紐付けできる「アクティべート機能」や、ICタグをかざすとリーダーライター毎に異なるメールを配信できる「タッチ配信機能」、リーダーを認識する順序などが設定できる「スタンプラリー機能」などが用意されている。 利用料は、リーダーライターの台数とレンタル期間によって異なり、1台を1カ月間借りた場合、初期費用と合わせて30～40万円程度になるという。ただし、この価格にはICタグの料金や、携帯電話の通知するメールやコンテンツの作成料は含まれていない。リーダーライターを利用するには別途クライアント用パソコンを用意する必要がある。 ICタグは、汎用タイプのものと、より凝ったデザインが可能な個別タイプが選択可能で、ICタグの配布数などによって価格は異なる。また、携帯電話向けのコンテンツは、利用する企業側などが独自で用意することも可能としている。 凸版印刷によれば、ICタグと携帯電話を組み合わせた情報配信システムは、これまで個別開発だったために大規模な商業施設やイベントで利用されてきたという。ASP型のKOKOPASSは、リーダーライター1台から導入できるため、中規模のスーパーやショッピングセンターなどでも導入可能だとしている。 ■ ＵＲＬ 凸版印刷 http://www.toppan.co.jp/ （津田 啓夢） 2005/09/02 16:26 | ||||||
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