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総務省は、中国科学技術部と第4世代の移動体通信(4G)に関する協力体制を構築することを目的とした覚書を締結したと発表した。同省では今後、年1回程度、局長クラスの会談などを実施していく予定。
移動時でも静止時でも現行方式以上の高速な通信速度を実現させるような“Beyond 3G”方式、つまり第4世代(4G)の移動体通信方式の導入が世界規模で検討されている。今回、締結された覚書は、日中両国の通信分野を担当する官庁同士が4G開発に向けた協力体制を構築していくためのものと位置付けられている。
覚書締結によって、日中が共同で技術開発に取り組み、標準化策定などで協力していくほか、年1回程度、局長・司長級の会談を開催し、両国の施策について話し合う。また、共同技術討論会の開催も年1回程度開催される見込みで、日本と中国、あるいは韓国も交えて技術検討を行なっていくという。
■ URL
報道資料
http://www.soumu.go.jp/s-news/2005/050826_6.html
(関口 聖)
2005/08/26 18:26
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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