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猪木も応援、新日本プロレス公式EZwebサイトオープン

往年の名選手、現役若手レスラーが携帯片手にポーズ。画面左から藤波 辰爾、中邑 真輔、棚橋 弘至、坂口 征二
 新日本プロレスリングは、プロレス興行を動画配信するEZweb向けサイト「新日本プロレス公式携帯サイト」を28日にオープンする。これに伴って27日、都内で記者会見が開催された。

 同団体では、7月からプロレス会場にハイビジョンカメラを導入し、独自で映像や音声などのコンテンツの蓄積を開始。デジタルメディアへ今後積極的に展開する方針を打ち出した。その第1弾としてオープンするEZweb向け公式サイトでは、試合のポイントや記者会見の模様を動画と静止画で配信。地方興行の試合結果も提供される。興行終了から3時間以内に更新する予定だという。

 また、新・旧団体所属選手の着信ムービーや待受画像、着信メロディなども配信。団体を牽引する若手人気レスラーの棚橋 弘至、中邑 真輔両選手は、入場テーマ曲がCD音源化されておらず、今回の携帯版が最初の楽曲配信となる。

 このほか、会員限定のプレゼント企画や、選手との食事会といったイベントも実施される予定。さらに今後、EZナビウォークを利用した会場までのナビゲーションサービスや、EZチャンネルコンテンツの配信、会員向けの入場券先行予約サービス・電子チケットサービスなども提供する方針だ。

 サイトの利用料は月額315円で、公式メニューの「ホビー&カルチャー」→「スポーツ」→「格闘技」からアクセスできる。なお、動画コンテンツとなるため、推奨端末は、パケット定額オプションに加入したCDMA 1X WINシリーズとなる。


サイトイメージ 選手のコラムも楽しめる 試合が決まったシーンを動画で見られる

KDDIの竹之内氏と坂口征二ががっちり握手。息子の坂口憲ニがドコモに起用されているだけに、プロレスらしく親子抗争勃発か!?
 記者会見で、携帯向けサービスについて説明した新日本プロレスリング 執行役員の菅林 直樹氏は、「プロレス・格闘技の世界で世界初となる携帯向け動画配信。プロレスの醍醐味である迫力を映像で楽しみたいとの声が多く、身近なツールの携帯電話で配信することになった。このサイトを全国2,000万のプロレスファンのスタンダードコンテンツにしたい」と意気込みを語った。

 また、同団体のレスラーにして、執行役員でもある蝶野 正洋もこの日出席予定だったが、前日の試合で古傷の首を負傷し、あえなく記者会見には欠場となった。代わって代表取締役専務の山中 秀明氏が同団体の今後の戦略を説明。同氏は、年間120を超える興行を行ない、興行動員数100万人を記録している団体の現状を話した後、デジタル技術を導入し、環境の変化にも適用した多様なコンテンツ提供を行なうとした。「独自に購入したハイビジョンカメラで映像を蓄積し、映像のストレージを実施する。携帯のみならず、地上デジタル、ブロードバンド放送、ゲームコンテンツなど多様な展開を行なう。ビジネスパートナーは今後も順次拡充を図っていく」と語った。

 このほか、KDDIからコンテンツ・メディア事業本部 コンテンツ推進部長の竹之内 剛氏も出席。同氏は、「興奮している。私自身が興奮しているのはプロレスが好きなせいもあるが、新日本プロレスの『ファンへの奉仕』の精神は、KDDIが進めている『感動』とベクトルがぴったり合う。ユーザーに喜んでいただけるのではないか」とした。

 会見の終わりには、棚橋 弘至、中邑 真輔、藤波 辰爾、坂口 征二が登場。新サービスをアピールした。さらに、アントニオ猪木氏もビデオレターで応援。「元気ですかー!! 元気があればなんでもできる。元気があれば携帯で見られる」と猪木節全快、最後には「1、2、3、ダッー!!」と大きなエールを送った。


マーケットの現状 今後エンターテイメント性を強化 携帯電話を皮切りにブロードバンド配信なども行なう予定

サイトの概要 新日本プロレスの経営信条 「元気ですかー!!」とアントニオ猪木氏


URL
  新日本プロレスリング
  http://www.njpw.co.jp/


(津田 啓夢)
2005/07/27 17:03

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